やさしいおすすめのすすめ
先週読んだ小説がおもしろかったので、妻にすすめた。本屋大賞を獲った、『成瀬は天下を取りに行く』という本。
「ネタバレしないで、どこが良かったのか教えて」と即興PRを求められる。主人公がとってもまっすぐな女子中学生で、ほかのキャラクターも魅力的で良かった。ただそれだけなんだが、説明が物足りなかったらしく、ふーんという反応だった。
「おもしろかったからあなたも読んで」「どこが?」「ふーん」という尻つぼみな流れ。僕のおすすめ熱量は、徐々に空気中に分散していった。
思い返してみると