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「僕らはなんで選挙に行くべきなのか?」 について考えてみる

「選挙ってなんで行かないといけないの?」

なんとなくそんな疑問を持ってる人もいると思います。

自分が行かなくても社会はそれなりに進んでいくだろうって(大きな声では言えないけど)。

今回のdonguri.fmでは、選挙についてそれくらいの温度感の2人@narumiなつめぐ)が、BuzzFeed Japan元編集長の古田大輔さんをゲストに招いて、「選挙ってなんで行かないといけないの?」について語ってみました。

音声でだらだら聴いてみてください。

さくっと読める書き起こしはこちら。

古田さんに、選挙について聞きたい。

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なつめぐ:BuzzFeed Japan元編集長の古田さんです。

古田:はい、ありがとうございます。

narumi:なんの話しますかね。僕、ひとつ気になってたのが、古田さん、最近たくさん選挙の記事書いてるじゃないですか。

古田:はい。

narumi:選挙前だし。選挙について聞きたいなって思ったんですよね。

なつめぐ:今って選挙なんですか。

narumi:うん。週末あるっぽいなーくらいな感じなんですけど、僕は。

なつめぐ:そうなんですか。なるほど。僕は選挙についてまったく詳しくなくて、本当にもう選挙情弱なので、ちょっとぜひ、いろいろ聞いてみたいかもしれないです。選挙の記事、今でも書いてるんですか。

古田:僕、BuzzFeedを退社してるんですけど、相談役みたいなシニア・フェローっていう役に就いていて、BuzzFeedにもまだ書いてるんですよ。それで今、選挙の期間は選挙のことを書いてますね。

narumi:最近古田さんが書いていたのが、「誰に投票するか迷う人のための選挙リンク集とその使い方解説」っていう記事。


古田:みんな本当迷うじゃないですか。「選挙区にそもそも誰がいたっけ」みたいな人も結構多いでしょ。

実はいくつか簡単にわかるサイトがあって、検索で選挙区の候補者も出てくるし、その人がどんな考えかとか、どんな経歴かとかも出てくるんですよね。

そういう使いやすいサイトがいっぱいあるから、それを紹介しました。もうこれだけ見ておけば、とりあえずわかるっていうやつを。

narumi:なるほど。親切。

なつめぐ:選挙に前から興味あったんですか。大学のときから政治経済学部政治学科だった、みたいな。

古田:政治経済学部政治学科でした。

なつめぐ:本当に。

narumi:そうなんだ。

実は4人に1人ぐらいなんですよ、自民党に投票するの

古田:僕、みんな投票行けばいいのになって思うんですよね。それにはいろんな理由があるんですけど。例えば今、投票率って何%ぐらいか知ってます?

narumi:うーん、50%くらいですか? 50〜60とか。

古田:そう、だいたい50%くらい。じゃあ自民党って最近の選挙で全部勝ってるじゃないですか。日本の有権者って1億人いるんですけど、1億人のうち何%ぐらいの人が自民党に投票してるか、ってご存知ですか。

narumi:結構、おじいちゃんおばあちゃんは自民党好きかな、って気がするんですよね。なんとなく、巨人ファンが多いくらいな割合。

古田:なるほど。実は4人に1人ぐらいなんですよ、自民党に投票するの

narumi:そんなものなんですか。

古田:でもさっき言ったように、投票率って50%じゃないですか。っていうことは4分の1という数字は、つまり投票する人の半分ぐらいなんですよね。そしたら議席数は圧倒的に自民党になっちゃうんですよね、今の日本の選挙制度だと。

でもよく考えたら、4人に1人しか投票してない党が大勝ちして、それから4年間、参院選だったら6年間の日本の方向性決めるって、寂しくないですか。参加感がない。

例えば、学級委員長をクラスで選ぶときに40人のクラスで10人しか投票してないやつが学級委員長になったら、そいつ求心力ないじゃないですか

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narumi:ちょっといびつな感じですね。

古田:でしょう。だから、やっぱりみんなが参加したほうがいいと思うんですよね。今、若い人って、それこそ投票率が30%とかなんですよ。そうすると若い人とかが全然認めてない人がリーダーになっちゃう。それっていびつだなって思うから、参加してほしいって思うんですよね。

あと僕がそういう考えを持つようになった一番強いきっかけっていうのは、朝日新聞記者やってたときに、海外特派員で東南アジアにいたんですよ。東南アジアって自由に選挙ができなかった国っていっぱいあるんですよね。

例えば、ミャンマーとかもそうだし。それでミャンマーで選挙をしようっていうふうに呼びかけて牢屋に入れられた人たちの取材を、僕やってたんですよね。その人たちは、みんなが選挙をする権利を勝ち取るために戦って、牢屋に入れられて20年とか。

そういう人たちを直接知ってるので、選挙権があるのに行かないって、その人たちにも申しわけないなと思って。だから僕は行くし、多くの人に行ってほしいなって。

投票率があがったら、世の中は良くなるの?

narumi:もし、有権者1億人が全員投票に行ったら、どんな結果になるんですかね。

古田:どうですかね。全然わからないです。あと僕、投票率が上がったら世の中が良くなる、とは思わないんですよ。世の中が良くなるか悪くなるかどうかはわからない。

ただ結果的に、最終的には投票率が低くなると、どんどん参加感がなくなって、政府が自分たちから遠い存在になって、関心がなくなる。

みんなが関心をなくすと、政府の人たちは、「じゃあ俺たち勝手にするよ」っていうふうになっちゃうだろうから、最終的にはやっぱり、投票率がどんどん低くなっていくと、その社会って悪くなっちゃうと思うんですよね。

もちろん急に投票率が上がったから、急に世の中がよくなることはないけど、世の中が悪くならないためには、やっぱり投票に行ったほうがよくね?って僕は思いますね。

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narumi:もし悪くなるにしろ、悪さの質が違うということなんですね、そうなると。

古田:そう、そんな感じだと思う。これもクラスの例えであれだけど、クラスにしろ部活にしろ会社にしろ、「まあどうでもいいけどね」っていうメンバーが増えていった組織って弱くなるでしょ。それだと思うんですよね。

narumi:なるほど。当事者意識を持ちましょう、と。

古田:そう。特にある程度の年齢いっちゃうと、責任があると思うんですよ。僕、今41歳ですけど、もう有権者21年やってるわけじゃないですか。日本が向かってる方向の何分の1かは、実際は1億分の1なんだけど、それはやっぱり自分の責任だと思うんですよね

「選挙に行かなくてはいけない理由」がいまいち腑に落ちない

narumi:僕のたぶん同年代の知人の、くいしんさん(@Quishin)っていう方からお便りというか、とあるツイートをされているんですよ。ちょっと読み上げていいですか。


「大人なのに我ながらヤバいと思うのですが『選挙に行かなくてはいけない理由』がいまいち腑に落ちない。有名なミュージシャンや周りの友人が言ってることも本質的にはわからない。いや、いろいろ聞くんですけど。たぶんツイートだと伝わらないので『この記事読めよ!』みたいなの教えてくれませんかね? 」

こういうツイートしてて。

なつめぐ:めっちゃいい質問。

古田:めっちゃいい質問。

narumi:僕これ、行かなきゃいけない理由って特にないのかな、と思っていて、「行くも行かないも自分の選択じゃないですか」みたいに返信したんですけど。古田さんはどう思います?

古田:今日もランチをしながら、とある人とその話をしてたんですよね。彼が言ってたのは「“1票で何かが変わる”みたいなことって嘘じゃん、端的に」っていうふうに言っていて。いや、本当はそれは1票が積み上げられて、最終的に何千万票になるから、ゼロではないんです。

でも「俺の1票で」っていうような実感を持つのって難しくない?って。それは本当その通りなんですよね。なので、僕、1票で世界が変わるっていう言い方とかだと、なかなか、「いや、なんで投票しないといけないのかわからない」っていう人を説得するのって難しいと思う。もともと説得って難しいですけどね。

けど僕が思うのは、自分が所属してる組織ってそこに対する帰属意識とか責任とかで、意外と社会ってそういうもので回ってるじゃないですか、会社とかも。別にそれは自分の仕事の役職には書いてないけど、ごみ箱を整理する人がいるからごみ箱周りがきれい、とか。

例えば会社に飲みさしを置く人がいて。同僚の鳴海さんっていう人とか、伊藤大地さんっていう方が、よく飲みさしを置いていくんですよ。

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(これが伊藤大地さん)

なつめぐ:ペットボトルの2割ぐらい残ってるのが5本ぐらいある、みたいなね。

narumi:僕らが会議室置いて出てったカップを、古田さんが回収して回ってるという説がありますね。

古田:僕はその給湯室で残ったやつを捨ててるっていうようなことをしてる。でもそういうのって、ちょっとした善意とか、ちょっとした「俺がやらないと、この組織のこういうところにごみが溜まってしまう」みたいなもので社会が回ってると思うので、投票もその感覚なんですよね。

narumi:1票で変わるかどうかじゃなくて。

古田:でもこれは冗談ではなく、みんなが税金を払ってるから、その税金でいろんなものができている。例えば、病気になったときに保険があって医療費を安く済ますことができるとか、道路があるとか、全部、そういうのって税金で賄われてるわけですよね。

警察官が犯罪を取り締まってくれるとか、火事になったら消防が来てくれるとか。そういうのって活かされているわけですよね。その感謝の気持ちがあると、やっぱり投票行かないとなって思います

narumi:ですよ。

なつめぐ:ですかね。

narumi:それが言いたかったんですよ。

ネット選挙解禁の活動に携わっていたなつめぐ

なつめぐ:そうなんですね。ちなみに僕、2011年か2年ぐらいに、ネット選挙解禁の活動をやっていて。選挙活動をネットで通じてできないのって、その当時、日本ぐらいじゃね?みたいなのがあった。

友だちと一緒に、それ解禁しようの運動やって、解禁できたんですよ。で、安倍首相から、団体名で、ありがとうっていうメッセージももらって。でも、投票してないんです。

narumi:まず自分がしろよ、って思わないでもない。安倍首相に表彰される前に。

なつめぐ:そっか。

古田:そうそう。

なつめぐ:そっか。いや、でもこれはね、僕、くいしんさんにかなり近くて。たぶん当事者意識が足りないんですよね。リクルートは圧倒的な当事者意識っていうのがバリューにあるんですけど…ね。

narumi:リクルートにいたのにね。

なつめぐ:そう。なんだろうな。なんで。

narumi:でも、自分は1票入れるけど、当選者ってものすごい膨大な数の票を集めて当選してるから「果てしないなぁ」って思う。5票ぐらいで当選者決まったら、おっしゃ、みたいな感じになるかもしれない。

なつめぐ:なんでなんだろうな。僕、結構そういうのに当事者意識持つの得意なタイプだと思ってるんですけど。なんでここまでないんだろうな。全然わからないですけど。

ぶっちゃけ、日本の選挙はむずかしい。

古田:1つよく言われるのが、本当に自分の1票で、自分が支持するこの人が、世の中を変えてくれるとか、世の中をいい方向に向かしてくれる、みたいな、そういう期待感とかがあると、それに自分が役に立ってる感があるといいけど、やっぱそれが少ない、っていうのはあると思うんですよね。

あと日本の選挙って本当難しいから、大変だなって思うんですよ。アメリカだったら、大きい党は民主か共和の2つだけで、2つともクリアに違う。言ってることもやってることも全然違うから、どっちが自分に性に合うっていうので選べるじゃないですか。でも日本って、党の数が多い。

narumi:増えてきましたよね。

古田:そう。で、党の中にもいろんなこと言ってる人いるから、え、この党の中にいるこの人とこの人、言ってること違くね?みたいなのもあるし、これだけわかりづらいと、一体どうしたらいいんだろう、って思うの当然だと思うんですよ。

僕も毎回、投票するときすごい悩むんですよ。僕、支持政党って基本的にないので、個々の政策で見るんですけど、でも例えば、消費税に関する政策ではこの党のこの人が好き。でも、安全保障とか外交に関してはこの人が言ってることは嫌い、とかやっていくと、全部満点が付く人が誰もいない

だから、その中で消去法でまず消していって、生き残ったほうでどっちにしようかな、みたいなので毎回すげえ悩む。

narumi:過去に投票したやつだと、例えば、小泉さんの郵政民営化とか自民党ぶっ壊すぞとか。

あと、そのあとか前か、今回は珍しく民主党が勝ちそうだぞ…みたいなときがあって、そのときはすごい楽しそうだな、みたいな覚えがあるんですけど。今回の選挙は何か面白いところあります? 争点といいますか。

古田:争点はいっぱいあるんですよね。例えば挙がってるのが、消費税の話であるとか、憲法であるとか。

あと僕がすごいこだわりたい、注目してるのは、選択的夫婦別姓とか、同性の結婚とか。僕、両方とも、別姓か同姓か夫婦選べるようにしたらいいじゃんって。

なつめぐ:絶対それでいいですよね。

古田:絶対それでいいでしょう。

narumi:そこは本当そう思いますね。

古田:ね。あと同性の結婚も、愛し合ってるなら結婚できるのがいい。

narumi:そうですね。誰がそれで迷惑すんの?って話。

古田:そう、誰も迷惑しないでしょ。だからそれは、その法律が通ったら、ハッピーになる人はいても、アンハッピーになる人いない。

なつめぐ:損する人がいないですよね。

古田:そう。0人なわけですよ。だから、なんで認めないのっていう話だと思うんですよね。だから、そこは僕はこだわっています。

narumi:これいいですよね。普通に人が幸せになるのをやろうとしてる人を選ぶっていうのは。

古田:そう。消費税とかの問題になると、本当難しいんですよね。消費増税をして政府の財源が安定しないと、日本は破産しちゃうよ、だから消費増税しようね、っていうのは、それはそれで1つの論理として正しい。

だけど、消費増税して8%が10%になったら、まず1つ目に、みんなが買いもの控えて不景気になっちゃわない?っていうのがある。

もう1つは、消費税って、給料が高い人も低い人もみんな等しくかけられるから、それ、給料が低い人のほうが不利じゃね?っていう。

って考えたら、やっぱ消費増税駄目じゃない?となって、すごく難しいでしょう。本当はどっち?みたいな感じになっちゃうけど、だから僕は自分のこだわりのある争点で、これに関してやっぱり「イエス」って言ってる人じゃないと入れないとか、そういうふうな感じでできれば決めますね。

なつめぐ:なるほど、面白い。

古田:だって、人を幸せにしたいじゃないですか。同性の結婚が法制化されたり、選択的夫婦別姓が通ったら、喜ぶ人めっちゃいるから。

narumi:本当に。単純に周りにそれで喜ぶ友だちがいると思うから。

古田:そう。

narumi:そうなってほしいな、と思いますね。そうすると選びやすいなって気もしますね。

古田:投票行こう、って思うでしょ。

なつめぐ:ちょっと面白いなって思いました。

古田:やった。

そもそも有権者は舐められてる?

なつめぐ:昔、クリエイティブディレクターの箭内道彦さんがすごく面白いこと言ってて、投票用紙って人数分ないんですって。有権者の全員分

僕はその時、かなり頭に来ました。有権者全員が選挙に行って投票所の投票用紙を足りなくさせて、ざまあみやがれって言いたくなった。白票だって構わないから。

古田:1億枚ないってこと?

なつめぐ:ないんですよ。

narumi:すごいね。

なつめぐ:ちなみにその紙はユポっていう紙でできてて、きれいに開くようになってる、すごい高級な紙なんですけど。ないんですよ、有権者分が。

narumi:どうせ来ないからって?

なつめぐ:そう。そこ削減されてるんですよ。

narumi:面白い。

古田:面白い。

narumi:なんか大学生がみんな授業に来たら、大学の教室に入りきらないみたいな話だ。

なつめぐ:そう。だから、そこがむかつくっていうのを箭内道彦さんが言ってて。

narumi:それ、舐められてる感じがするよね。

なつめぐ:僕、むしろそれ言われて、そっち側で煽られたら、いや、じゃあ行ってやろうかなってなる

narumi:すごいね。いや、わかる、それわかるよ。

古田:それいいね。もう行ってやろうぜみたいな。

narumi:おれが紙足りなくしてやるよ、みたいなね。

古田:ぎゃふんと言わしてやろうって。

なつめぐ:そう、今も必要枚数、有権者分ないらしいですよ。

narumi:面白いなあ。本当は紙が全員分あったとしても、「紙ないらしいぜ」って噂が流れたらみんな投票行くわ、これ。

政治に限らず、身の周りのことをちゃんと議論しよう。

なつめぐ:そういうのだと行くかな、と思うんですよね。全然違う軸ですけど。僕みたいな本当に何も興味ない人への取っ掛かりとしてはいいかもしれない。

たぶん、本質的にはちゃんと、さっき古田さんがおっしゃってた、こっちの政党が…とか。僕の海外の知り合い、アメリカにいる人たちも、アフリカとかもそうなんですけど、みんなめちゃくちゃ詳しいんですよ、政治について。

どこに入れるとか、あの大統領は駄目だとかすごい言うんです。そういう議論を大学生の人たちがしてたりするんですけど、あんまり日本人はしてないなっていうイメージはあります。

古田:うん。それは本当、やっぱり教育の影響って大きいって思うんですよね。まず、高校生になるまでの間、小中高の間で、なんらかそういう教育しておいたほうがいいし、そうすると、それで議論をするというカルチャーが生まれる。

別に政治に限らず、身の周りのことをちゃんと議論するのって、やったほうがいいじゃないですか。だから、そういうのを子どもの頃からの教育とか家庭での教育で、できたらいいなと思いますよね。

narumi:家の中でも選挙で決めるべきですよね、いろいろ。まずはお父さんを選挙で決めますって。

なつめぐ:いいですね、家族でね。じゃあ、一番票が高かった人がお父さんになれる。自由を得られるっていう。

古田:お父さんが自由ってわけじゃないけど。

narumi:じゃあ末っ子になりたい。

なつめぐ:末っ子いいな。

-------書き起こしはここまで-------

というわけで、僕(@narumi)は選挙に行こうと思います。なつめぐさんもきっと行くんじゃないかな。

テキストはだいぶ編集してあるのでノーカットは音声をどうぞ。こっちはこっちで面白いと思います。

よかったら過去の放送もどうぞ。donguri.fmの聴き方はこちら。


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